ものづくりの熱い想いに魅せられて
加納 康祐さん
株式会社由利
自分を見つめ直し、出会えた豊岡の企業
大学では経済学を専攻していたので、当初は銀行や商社などを中心に就職活動をしていました。
でも、これでいいのかという思いが段々と大きくなってきたんです。
そんな時に、小学生の頃は図工やプラモデル作りが好きだったことを思い出し
大きく方向転換しました。
株式会社由利の面接は強く印象に残っています。
他にも何社か面接に行きましたが、どこも杓子定規のような決まった質問ばかりでした。
しかし、ここでは文系出身の私を
「ものづくりに対する気持ちが良い」と受け入れてもらえたうえ、
私にも経営者の情熱が伝わってくる面接でした。
気持ちが通じ合ったというか、内面まできちんと見てくれていると感じました。
入社して5 年経って思うのは、社員同士の結びつきが強いこと。
何かトラブルがあったり、急ぎの仕事が入ったりした時など、
全社員が一丸となって立ち向かう結束力はすごいです。
そんな熱い社風がとても気に入っています。
これから入社してくる人も、ものづくりへの情熱を持っていてほしいです。
お互いのこだわりをぶつけ合いながら、よりよい製品作りを一緒にしていけたらと思います。
楽しくてやりがいのある仕事
パタンナーの私の主な仕事は、鞄の素材選びやパーツを設計することです。
自分が作った型の試作品が仕上がる時は毎回、はやる気持ちを抑えながら待ちます。
試作品ができるとクライアントや上司とどうしたらもっと良くなるかを話し合い、
また次の試作品の設計に取り掛かります。
ひとつずつ課題をクリアする度に達成感があり、
自分自身の成長につながっているのでやりがいもあります。
もっと知ってほしい豊岡鞄
私もここに来るまでは豊岡鞄ブランドのことを知らなかったので偉そうなことは言えませんが、
地元でもよく知らない人が結構います。
日本一の生産量や長い歴史に培われた技術力などを知ってもらって、
地元の鞄をもっと誇りに思ってほしいですね。
【プロフィール】
株式会社由利
営業部企画課 パタンナー
生年/ 1988年生まれ
出身地/ 和歌山市
趣味/ ロードバイク
ぷらっと。きれいな空気と景色を満喫
自然がほどよく残っているところがいいですね。
人との距離感もちょうどよくて気に入っています。
海が見える景色が好きなので、暇があればロードバイクで海岸線までぷらっと走ってきます。
休憩して帰ってくるだけですけど(笑)
学生時代にやっていた拳法を最近また始めました。近くに道場ができたんです。
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