地元の温かい人達に囲まれながら、地域に恩返しがしたい - TOYOOKA WORK STYLE(ジョブナビ豊岡)

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2017.05.17

地元の温かい人達に囲まれながら、地域に恩返しがしたい

佐藤 弥月さん

株式会社但馬銀行 豊岡東支店

2016年入社入社

但馬銀行は、明治30年(1897年)の創業以来、兵庫県を中心に京都府、大阪府下において、地域企業の育成・発展に貢献してきた地域密着型の金融機関です。

そんな地域とともに歩み続ける但馬銀行に昨年入社した佐藤さんにお話をお聞きしました。

豊岡へのUターンを考えられたきっかけは大学時代の研究テーマと関わりがあるそうですね。

地元の温かい人達に囲まれながら、地域に恩返しがしたい

私は、生まれてから高校生まで豊岡市で生活し、兵庫県西宮市の大学に進学しました。大学では総合政策学部で環境政策を専攻しました。大学でのゼミの研究テーマは環境問題でした。様々な問題や、まちの取り組みを学ぶ中で、豊岡市がコウノトリとの共生など環境問題に積極的に取り組んできたことを改めて知りました。

私は豊岡市の下鶴井というところの出身なのですが、小学校の通学路の途中に「コウノトリ保護増殖センター」という、コウノトリの飼育施設があります。私が小学生のとき(2005年)に飼育コウノトリが野外に放鳥されたので、通学時にコウノトリを頻繁に見かけていました。地元にいるときはそれが当たり前の風景でしたが、一度都会に出て、その事実を客観的に学んだ時、コウノトリと人間が共生できている地元の素晴らしさを改めて認識しました。

迷いもあったそうですが、Uターンをした決め手は何ですか。

地元の温かい人達に囲まれながら、地域に恩返しがしたい

実は、就活開始直後は都会で就職をしようと考えていました。就活の際に自己分析などで自分を見つめ直すうちに、自分が本当はどんな生活をしたいか考え、「家族とともに安心感のある豊岡市で生活したい」と思うようになり、地元へのUターンを決意しました。

但馬銀行に入社されたきっかけはなんですか?

実は、母がもともと但馬銀行に勤めていたんです。母に話を聞いているうちに、だんだん但馬銀行で働くイメージが湧いてきました。

「生まれ育った素晴らしい豊岡に恩返しがしたい」という自分の気持ちと「地域とともに歩む」という但馬銀行の理念が重なったこと、元々学生時代に接客のアルバイトをしていて接客が好きだったことも決め手になりました。

また、就活中に人事の人や先輩社員の方々とも話す機会があり、数社受けた中で一番社員の雰囲気が自分に合うと感じられ、「こんな人たちと働きたい」と思えたのも大きかったです。

仕事のやりがいや職場の雰囲気を教えてください。

地元の温かい人達に囲まれながら、地域に恩返しがしたい

まだわからないことも多く大変な部分もありますが、窓口業務をする中でお客様に顔や名前を覚えてもらったり、笑顔を褒めてもらったりするとうれしいです。

職場には本当に恵まれていると思います。上司や先輩もとても優しく「見守ってくれている感」をすごく感じています。だれか困っている人がいたらみんなで助け合う、そんな温かい職場です。

豊岡での生活は都会に比べるとどうですか?

都会にいた時は一人暮らしをしていました。家に帰ると誰もいないし、ご飯もない。地元に戻ってからは実家で暮らしています。家に帰ったら誰かいるし、温かいご飯もある(笑)。

一度都会に出たことで、「幸せってこういうことなんや~」って実感できるようになりました。これは、ずっと地元にいたらわからなかったかもしれません。

将来の目標はなんですか?

まずは、処理も的確で仕事が早い先輩行員のように、自分ひとりで仕事を完結できるような行員になりたいです。

お客様から信頼されている先輩は、「あなたがいるから但馬銀行さんを選んでいる」と言われています。私も早く多くのお客様から信頼されるような存在になりたいです。自分が地域のいろいろな人から受けてきた愛情に対して、銀行業務を通じて恩返しができるようになることが目標です。

最後に就活生に向けてメッセージをお願いします。

地元の温かい人達に囲まれながら、地域に恩返しがしたい

私は一度都会に進学することで、改めて豊岡という地域やそこで暮らす人の素晴らしさを感じ、地元に感謝の気持ちを持つようになりました。

いろいろな人から愛情をもらいながら生まれ育った地元に対して、私たちの世代が恩返しをしていくことはとても大切だと思います。

少しでも地元へのUターンを考えている方がいれば、その気持ちを忘れずに戻ってくるのが大切だと思います。私は帰ってきて本当に良かったと感じています。

都会の生活も悪くないですが、地域の優しい人たちに囲まれた生活は本当にいいですよ。

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