大学で学んだ知識・技術を活かせる食品関係の地元企業で働きたいと思い、当社を志望しました。私たちは原料から製品まで一貫した品質管理体制のもと、原料や製品に応じた分析・品質評価項目を設定し迅速な品質検査を行っています。仕事を通じ、食品の包材に記載されている原材料表示を今まで以上に意識して見るようになり、原料や添加物についての知識も増えたお陰もあり、より安心・安全な食品を購入できているように思います。子供の頃から住み慣れた豊岡の地で、仕事上は先輩社員の方々にもフォローしていただきながらも任せてもらえる、また、アフター５や休日は自分の時間としてしっかりとれて、ゆっくり有効に使えることもこの会社の魅力です。

この会社に入社しようと思ったのは、大学時代にタンパク質や医薬品に関わることを学んでおり、学んだことを少しでも活かせる仕事に興味を持っていたこと、生まれ育った但馬の地で仕事をしたいと思っていたため、この会社に入社することを決めました。私が所属している混合・抽出Ｇの仕事は、医薬品の元となる原薬の製造と健康食品素材を製造しています。植物の枝や葉から熱湯を使用してエキスを抽出し、そのエキスを濃縮、乾燥して粉末状にした後、ふるいにかけて異物を取り除き、包装しています。製造中に特に注意しているのは、人の口に入るものを製造しているので、異物混入には細心の注意を払っています。また、熱湯や蒸気を使用しているので火傷をしないこと、多数の配管や機械などがあるため頭をぶつけてケガをしないことです。最後にこの会社の魅力ですが、混合・抽出Gの先輩や上司の方たちは優しく丁寧に作業内容を教えてくださり、他の部署の先輩方もたくさん話しかけてくださることが多いことが魅力だと私は思っています。

地元での就職を考えていたところ、高校の先生からの紹介でタジマ食品工業のことを初めて知りました。そして、但馬で食品添加物を作っている会社はどんなところなのか興味・関心が高まり入社することになりました。私が担当している仕事は、食品添加物の粉を包装する作業です。食品添加物にはいろいろな種類の粉があり、粉の性状もそれぞれ異なるため、包装方法や注意事項など覚えなければならないことが多岐にわたり、難しい作業や大変だと感じることが多くあります。それでも、職場の先輩方が親身になって指導してくださり、同期の仲間とも切磋琢磨しながら楽しく仕事をさせてもらっています。また、コンビニやスーパーに買い物へ出かけた際、タジマ食品工業で作った製品が使われている商品が販売されているのを見かけると、自分が携わっている仕事がたくさんの人の食生活を支えていることを実感することができ、嬉しく思うと同時に誇りを感じます。